世界人類へのメッセージ

本展示は、1945年に広島と長崎に落とされた原子爆弾による破壊について視覚映像を提供します。写真や被爆者の証言を通して「核兵器は二度と使用されてはならない!」という平和賞受賞者のメッセージを汲み取ることができます。

2024年12月12日 - 2025年10月30日

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音声ガイド

音声ガイドは無料でご利用いただけます。日本語版もご用意しています。

ガイド付きの展示見学

ノーベル平和センターでは毎週土曜日と日曜日に、ガイド付きの展示見学の機会を設けています。

著名なマグヌム写真家であるフランス人のアントワーヌ・ダガタ氏が広島と長崎の被爆者の肖像写真を撮影しました。高齢者たちの決然たる表情は、1945年の破壊を描写した記録写真と、強いコントラストで描かれています。

ノーベル平和センターは今年の展示で、世界的に有名な日本人建築家の隈研吾氏とも協力しています。隈氏は広島産材の杉からできた千個の小作品を元に、独特なインスタレーション(空間全体を使った芸術表現)を制作しています。一つ一つの小作品は一人一人の被爆者を表しています。来場者はこれらのフィギュアを手に取り、被爆者の物語を聞き、核兵器のない世界を目指す闘いについて考えることができます。

「観始めた瞬間から、展示に魅かれました。」
モーナ・パーレ・ビャルケ、ノルウェー国立放送局 建築・美術評論家
アントワーヌ・ダガタ氏は、被爆者の個人的苦悩および長期間に背負ってきたトラウマに焦点を当てて、被爆者の人生を真正にかつ敬意を表して肖像しました。下の映像では、ダガタ氏は被爆者たちの撮影セッションで印象を残したある特定の体験について語っています。
建築家隈研吾による1000体の木製フィギュアは、1000人の被爆者を表しています。
建築家隈研吾による1000体の木製フィギュアは、1000人の被爆者を表しています。
ノーベル平和賞受賞写真家アントワーヌ・ダガタは被爆者を撮影しました。
ノーベル平和賞受賞写真家アントワーヌ・ダガタは被爆者を撮影しました。
展示会のタイムラインは、日本被団協の重要な活動を年々示しています。
展示会のタイムラインは、日本被団協の重要な活動を年々示しています。

本展示は以下の皆様からご支援、ご協力をいただいております。深く感謝の意を表します。

在ノルウェー日本国大使館、在京ノルウェー大使館、在京ノルウェー商工会議所 (NCCJ)、日本・ノルウェー協会、マグヌム・フォト、長崎原爆資料館・長崎市平和会館、広島平和記念資料館、中国新聞、宮本季美枝さん、日本写真保存センター、MADHOUSE inc.、長崎イメージズ、共同通信イメージズ、 在ノルウェーフランス文化学館